幸せになっていいですか
「真理。あなたってかなり行動力あるよね」

「そうかな」

「でも昔より無くなったよ」

「それでか~?真理ちゃん」

「うん。昔はもっと活発だったかな?何にでも」

「こっちにきて変わった?」

「そうだねぇーでも今が一番楽だわ」

「やっぱり一哉さん効果?」

「かもね」

「一哉さん。真理さんを選んで正解でしたね。私じゃダメでした・・・」

「沙紀?何言ってんのお前、旦那見てるぞ」

「沙紀~俺でよかっただろ~」そっと肩を抱いていた。

「私は智哉が一番ってことです」可愛い笑顔で言った。

「熱いねぇ~兄弟で・・俺はあの妹だからなぁ~」

「良樹さん妹?いたの?」

「そうなの。すごく美人の妹が・・・美香ちゃんっていうの。
 今すごく仲良くしてくれて。お姉さんて呼んでくれてるの。」加奈子も笑顔で答えた。

「いいじゃない。そっちも幸せで」

「加奈子には良樹さんなんだよ」

「でも今の真理には勝てないなぁ~」

「真理さん。私がお姉さんって呼んでいいですか?」

「え?沙紀さんが?おかしいじゃない」

「おかしくないよ真理」一哉が肩を抱いた

「はぁ?何言ってんの?酔ってる?」

「だって結婚したらそうなるだろ・・・真理・・俺と結婚しよっか」

突然の発言にみんなの動きが止まった

みんなが一斉に一哉を見た・・・
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