甘辛恋愛〜大好き~
3章、後悔の裏に。
目を覚ますと、そこは保健室だった。

窓際のところだから、光が射し込んでくる。

「......やだな。」

ポツリ、と呟く。

「何が、やなの?」

「!?」

そこには、何故か流衣がいて。

「なにがあった?沙理奈と。」

と、聞いてくる。

「言いたくない。」

あなただってきっと裏切り者でしょう?

白い皮を被った、黒羊。

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