君にとってX番目の彼女の私は私にとって最初で最後の彼氏だった。
とりあえ…ず。
コメントを送る。最初の印象は大事。
『フォローありがとー!これからよろしくねー!』
『おう!F組だっけ?』
『そだよー!咲川くんはクラスどこなの?』
『K組!』
とまあまあ。
会話が初めてまともに続いた。
咲川くんについて分かったことは、出身中学がなかなか近いこと。K組だということ。ハンドボール部だということ。
そして、なんかいいやつってこと。
これをきに、相当気になり始めた私。
この性格で顔イケメンだったら絶対彼女いるでしょ!とか一人で考えつつ、次の日友達に連れられてとうとうK組まで足を運んでしまった。