愛のかたち
「なんだね!? 君は!! 君には関係のない話だ 出て行きなさい!!」


校長の言葉に びびる様子もなく 友美は 私を見つめてくれた。


「私は 円の味方だからね」
友美はそう言うと 私の手を握って 制服のボタンを 外し始めた。


「ちょっと… 友美…!!」 私が 友美の手を離そうとすると 友美の口が 開いた。
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