愛のかたち
ドアをノックして 「失礼します」 顔を上げた時 目を疑った。

父親が 学校に来ていた。
父親に犯された日から 私は「お父さん」と 呼べなくなった。

「何しに来たの…?」 私は視線を 冷たくして 父を見つめる

予想もしない言葉を 校長が口にした。
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