愛のかたち
見た目では そう思わなかったが 中へ入ると 今にも床が抜けそうなくらい ぼろいアパートだった。

「俺、ひとり暮らしだから 遠慮しなくていいよ。」 俊が部屋へと 私を案内した。

私は 見知らぬ男性の部屋に 靴を脱いで 上がり込んだ。
< 81 / 94 >

この作品をシェア

pagetop