愛のかたち
「そのままでいいのに」私がそう言っても 片づけを止めないので 私は手伝うことにした。

俊はゴミを拾って 私が掃除機をかけている。

今思えば 変な話だ。

人様の部屋に上がり込んで なぜ片づけを 私は手伝っているのか?

なぜか 笑みがこぼれて 私は笑ってしまった。

「何やってるんだろう 私!!」
笑みがいつしか 涙に変わった…。
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