ふたば
「そういえば…美紀部活どうするの?」

違う話しを持ち掛けたのは、リエだった。

「えっ!?部活?……そういえばどうしよう…」

あの事件の後先輩との顔も合わせずらい…

美紀が悪く無かったとは、いえ確かに部活を巻き込んでしまったのは、事実…

だけどどんなに考えても答えは、出なかった。


「んっもぉ!!暗い話しをしない!考えない!」

悩んでる美紀に喝を入れたのは、マナエだった。

「リエも!!美紀を暗くしないの!!」

マナエが一回リエの頭をペチッと叩いた。

「………はぃ…」

リエは、暗く小さく返事を返した。

何故か美紀には、リエが嫌そうな顔をしたように思えた。
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