ふたば
「リエ…トイレ行ってくる」

そう言ってリエは、席を立った。

「いってらっしゃーい♪」

マナエは、元気に手をふっている

一瞬だけみせたリエの顔がどうしても引っ掛かった。


そのうち悠が来た。

美紀は、教室の入口に走る

勿論悠を出迎えるため


「おっはよ♪悠ーッ♪」


悠の前では、素直に笑顔になれた。

「おっ…おぅ…はよ」

悠は、照れてるような顔をした。

「…?どうしたの?悠これくらい慣れてるんじゃ…?」

美紀は、上目使いで悠を見てみた。

見事に悠の顔は、真っ赤

可愛い位だった。

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