ふたば
またアナウンスがかかった。


《次は〜K駅〜K駅〜》


そのアナウンスがはいると悠は、小声で言った。

「降りるぞ…」

なんとなく悠は、素っ気なかった。

美紀が何かしちゃったのか…
怒らせたのか…
解らないけどちょっと心配だった。


しばらくして駅に着いた。
悠は、電車から降りた。
美紀もそのあとを追いかけて降りた。

回りを見回すとみたことの無い街だった。

(ココどこ…?)

そんな不安も頭を過ぎった。
< 93 / 116 >

この作品をシェア

pagetop