ふたば
悠は、美紀の方を見てから歩き出した。

「あっ…待って…」

美紀は、振り向いて悠を追いかけた。
だけど途中で躓いてコケそうになった。

「わっ!危ねっ」

美紀を受け止めたのは、悠だった。

「きーぃつけろよお前チビだから」

悠が言った事に美紀は、つかさず文句を言う

「チビは、関係無いじゃん!てか悠1番最初学校で会った時も言ったよねーそれっ!!」

美紀は、頬をぷくーっと膨らませた。

「おぃおぃ解ったからさぁ!ゴメンなっ!」

悠は、美紀に謝ってくれた。
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