ソフトボールがきえた日
次に美術室を覗いた
「よしっ次!」
わたしが言った瞬間誰かにうでをつかまれた
「ちょっとーなんで帰ろうとしたのー!」
といいながら南がわたしを美術室にひきずりこんだ
「あんた美術部だったんだ…」
わたしは冷たい目で南をみた
「何っ⁉︎そのこいつ絵下手くそじゃないのかっていう目は⁉︎」
「いや…だってね…」
すると南がスケッチブックを持ってきた
そしてわたしの顔に絵を押し付けてきた
「どうだっ!この絵!」
南がドヤ顏で絵を見せてきた
確かにすごい絵だ
絵の具の使い方もうまく色がうまくグラデーションしている
さすが美術って感じ
「南部長!」
美術部の後輩が南に話をかけた
「えっ⁉︎南って部長だったの⁉︎」
わたしはかなり驚いた
すると南がドヤ顏をした
「いや…以外…」
わたしが目を細めながら言うと南は背中をポカポカと叩いてきた
「じゃあ今から絵でも書きましょうか!」
南がキャンパスを立てている所へと向かった
筆を持った瞬間南の表情が変わった
すごいはやさで筆を操っている
なんかじゃましちゃ悪いな…
わたしは静かに美術室を出た
次は運動部かな