ソフトボールがきえた日
「大丈夫。晴子には大切なチームメイトがいる。だから晴子はちっともさみしくなんかないと思うわ。」
そしてわたしはそっと冬華の手を握った
「冬華お願い…ソフトボールを返してください…」
すると冬華はニコッと微笑んだ
「あなたのチームメイトなら晴子をさみしい思いになんかさせない気がするわ…。晴子をそうやって思ってくれるなんて…すごく嬉しいわ。」
冬華はニコッと笑いながら目から涙がこぼれた