甘く、苦く [短編]
鼻歌を歌いながらコンビニに入るみのり。
俺は、その後ろを着いて歩く。
『俺、雑誌見るから。
買ってこいよ』
「はーいっ」
みのりの隣を歩くのが嫌で、俺は離れた。
みのりをチラっと見ると、嬉しそうにお菓子を見ていた。
…ガキみてぇで、可愛いな…。
『あっ…』
雑誌を閉じて、ドリンクのコーナーへ。
ある一つの牛乳を持って、ジっと見つめた。
これ、毎週月曜に、なぜか家にある。
「牛乳見てるの?」
『う、うるせぇよ』
何か言いたそうな顔をするみのりをか、軽くあしらった。
そして牛乳を棚に置き、みのりを見る。
「これ、一番カルシウム多いんだよ?
身長伸びるねっ」
『…知らねぇよ。
先、外出る』
それだけ言って、俺はコンビニから出た。
身長、伸びねぇかな。
なんて、空を見上げた。
『…冷てっ』
頬に何か当たるのを感じると、隣にみのりが居た。
プリンを持って。
俺は、その後ろを着いて歩く。
『俺、雑誌見るから。
買ってこいよ』
「はーいっ」
みのりの隣を歩くのが嫌で、俺は離れた。
みのりをチラっと見ると、嬉しそうにお菓子を見ていた。
…ガキみてぇで、可愛いな…。
『あっ…』
雑誌を閉じて、ドリンクのコーナーへ。
ある一つの牛乳を持って、ジっと見つめた。
これ、毎週月曜に、なぜか家にある。
「牛乳見てるの?」
『う、うるせぇよ』
何か言いたそうな顔をするみのりをか、軽くあしらった。
そして牛乳を棚に置き、みのりを見る。
「これ、一番カルシウム多いんだよ?
身長伸びるねっ」
『…知らねぇよ。
先、外出る』
それだけ言って、俺はコンビニから出た。
身長、伸びねぇかな。
なんて、空を見上げた。
『…冷てっ』
頬に何か当たるのを感じると、隣にみのりが居た。
プリンを持って。