これが、あたしの彼氏です。【完】
落ちて来た災難


この星に生まれて17年。


恋愛未経験で今まで過ごして来たあたしも、今年でもう高校2年生になる。周りは彼氏や彼女を作って、それはそれは甘酸っぱい青春ライフをめいいっぱいに楽しんでいる真っ最中。

もちろんあたしにだって、彼氏とまではいかないが、地味に好きな人は居る。

片思いをして3カ月。


遠くから見てるだけの、儚い恋――――


―――――そんな、地味に叶わない恋をしているあたしに、嵐の前触れとも言える最悪の災難を吹っかけてきたのは、



誰もが恐れ憧れる、茶髪の不良少年でした。






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