ベィビィ、アィ ラヴ ユー ?
ギュッと抱きしめてもらって
私は再び眠りにつく。
「近づくとうつるかもよ…?」
「オレにうつして
早く良くなって」
「ダメだよそんなの…」
「ユカちゃんが
元気ないなんて…
悲しいよ…」
社会人になって
一人暮らしを初めて
もう長いから
こうやって
看病されるのなんて
なんだか懐かしい気がするよ。
「拓って…お母さんみたい…」
「えぇ!?せめて
お父さんって言ってよ!」