ベィビィ、アィ ラヴ ユー ?

金曜の夜も
土曜の夜も


いつもなら
しつこいくらい来ていた


課長からの電話も
メールすらない。


どんな気持ちで
あの場面を見ていたのだろう?


どうしよう…


怒っているのかな。



今まで
酷い事をしてきた。



いくらなんでも


知らん顔して
月曜に会うことは出来ない



日曜の夜に
勇気を出して


課長に電話してみる。



「ユカちゃん…?」



いつもと同じ甘ったれた声
少しだけホッとした。




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