ベィビィ、アィ ラヴ ユー ?


指輪を外して
寛人の前に置く。


そして席を立つ私に


寛人は驚いて
声も出せずにいる。


「ごめんね寛人。
 結婚できないよ」


「ユカ!?
 どうしたんだよ…」


「目が覚めた」


「はぁ?」



引き止める
寛人の声を無視して


私はホテルを
出て行った。



夜風が気持ちよくって



ハッキリ言って
すっきりさっぱり!



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