ベィビィ、アィ ラヴ ユー ?


「そっちは
 奈美ちゃんと長いの?」


「ええ、高校の同級生で…」


って、今度は奈美かい!


そうこうしてるうちに
家まで着いてしまった。


ちょっとがっかり…


しょんぼりして
別れ際にお礼を言う。


「ありがとうございました」


「あの、ユカちゃん…」


「なんですか!?」


「もしよかったら
 来週も飲みに行かない?」


キタ――――!!
今度こそキタ!


「はい!」


「また4人でさ」


「は…」


ちょっとがっかり…
ま、こんなもんだよね。

走り去るタクシーに
手を振って


また一人のアパートに入る。


4人でか…
課長いるし…
はぁ…


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