ベィビィ、アィ ラヴ ユー ?


「ユカ、顔色悪いよ?
 なんかあったの?」


「奈美…どうしよう」


今日課長の部屋で
目覚めたときのことを話すと


奈美はひっくり返るくらい
驚いていた。


「えぇ――!
 なんでそうなる??」


「わかんない…」


「やっちゃったの!?」


「わかんないけど…
  服着てなかった」


「それは
 やっちゃったでしょ!?」


「はぁ…どうしよ?」


「どうしようって…
 子供じゃあるまいし」


「しかも何か約束したっぽい」


「何を?」


「それもわかんないの…」


「バカだねぇ~」


「私、何言ったんだろう?」


「知らないよ!
 石堂さんに聞きなよ!」



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