ベィビィ、アィ ラヴ ユー ?


そのうち
部屋のドアが開いて


課長がやってきた。


この課の人間が全員起立して


「おはようございます」


課長に挨拶をする。


「おはよ」


無表情で
素っ気無い挨拶をして


その男は
ひときわ広い机に座る。


いつもの課長だ…


よかったんだか
悪かったんだか。



「…さみしいな…」



あんな甘ったれた
声を出す課長なんて


今じゃまるでウソみたいだ。


どうか
悪い夢であって欲しい!



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