ベィビィ、アィ ラヴ ユー ?
「ユカちゃん…」
「なに?」
「どうして
会ってくれないの…?」
「…毎日会社で
会ってるじゃないですか」
「電話も…出てくれないし」
「ちょっと忙しかったんです」
「…オレのこと…
嫌いになっちゃったの…?」
「うぇっ!?」
課長が大きな瞳に
涙をいっぱい溜めて
唇を噛みしめている。
ちょっと…待て!
「いや、あの…えーと…」
「ユカちゃんに嫌われたら…
オレ…生きてけないよ…」
とうとうその目から
大粒の涙がポタポタと
零れ落ちてしまった。