ベィビィ、アィ ラヴ ユー ?
「ふふっ」
「何笑ってんのよ!?」
「ユカちゃん、眉毛無い」
「うるせんだよ!!」
「イタタタ…ごめん!」
私は課長の手を
ひねり上げてやる。
それなのになぜか嬉しそう。
コイツ会社ではドSだけど…
ほんとはドMなんじゃないの?
コンビニで
一番高いアイスを買わされて
それを食べているところを
笑顔で眺めている。
「何見てんのよ!
あげないわよ?」
「ふふ。ユカちゃん可愛い」
「どこが?アタマ
おかしいんじゃないの?」
「美味しそうに
食べるところが」
優しくニッコリ笑う。