かふぇおれ** 【詩】
微糖。
o3.
「 じゃ、またね!! 」
「 おう 」
体育館に向かう君。玄関に向かう私。
沢山の荷物を持って階段をおりる。
隣にいる、君の横顔を盗み見る。
玄関で靴を出すように見せて君の後姿を見送る。
最近、君と会話することが増えました。
想いを伝えられれば、どんなに楽か。
伝えることを、何度夢見たか。
いっそ、もうすべてを言ってしまおうか。
すべてを言って、私のことを考えてくれればいい。
なんて。
視界の片隅においてもらえるだけで十分なのに、
贅沢すぎる私の願い。