【完】甘い香りに誘われて 2 *極道若頭×姐さん修行中の♀


「はい…」


少しすると麻衣さんがインターホンに出てくれた。


「こんにちは。吉永結衣です。」


「結衣さん…今日はどうぞお帰り下さい。ごめんなさい。」


「麻衣さん、大丈夫ですか?お花をお届けに来ただけです。せっかくだから受け取って下さいませんか?」


すぐにカチンというロックがあく音がしたから



ドアを開けると奥から麻衣さんが歩いてきた。



顔色も悪く、最初に会った時以上に悪そうだ。
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