【完】甘い香りに誘われて 2 *極道若頭×姐さん修行中の♀
「麻衣さん、ごめんなさい。お邪魔しますね。」
私は靴を脱いであがると
「横になって下さい。お部屋まで一緒に行きましょう。」
麻衣さんを支えるように部屋まで歩いて行った。
麻衣さんをベッドへ寝かせ、
この間活けた花は枯れたまま花瓶の中。
「お花だけ入れ替えますね。今日はただ挿すだけにしますよ。今はゆっくり休んで下さいね。」
「結衣さん、ありがとう。」
「何でもメールしてきて下さいよ。」
「えぇ…ありがとう。」
麻衣さんは涙を浮かべていて
1人置いていくのは可哀想になった。
キッチンへ行き花瓶にお水を入れもってきた花を挿して
麻衣さんの部屋へ戻った。