【完】甘い香りに誘われて 2 *極道若頭×姐さん修行中の♀
優しく優しく何度も触れるようなキスを落とし
壊れものを扱うようにそっと動く隼の手の動きに
涙がぽろぽろと零れた。
そんな涙も隼のキスは吸い取ってしまい
早く…って催促するほど私をじらせた。
「結衣愛してる。」
バリトンの囁きで簡単に高みへとのぼりつめた。
結衣…
隼…
確かめるように何度も呼び合い
何度も求めあい
隼の腕の中で眠りについた。