恋ができるの?third
惚れてるvs興味ない
ー祐介ー
かんなの親が亡くなってから4日が経った
(落込んでたな…彼氏のくせにこんな時なんもできないなんて情けねぇな)
「学食って美味しくなかったっけ?」
食事が味気ない気がした
「どうしたんですか?」
知らない女が俺に話しかけてきた
「いや?なんでもない」
「祐介くんが学食にいるって珍しいですね」
(俺を知っている?)
「すみません、どちらさまですか?」
制服にFの字…福祉科か
福祉科…
あ
「覚えてないんですか?」
「いや、思い出した。ゆいさん…だろ?」
「はい!」
厄介な奴に絡まれてしまった
もしかしてまだ諦めてないのか?
あんなにハッキリ振ったのに…絡みたくない…
それに今はかんながあんな目にあってるのに笑う気にもなれない
「今日は櫻井さんいないんですね」
「…」
「祐介くん何か知ってますか?」
「いや、知らない」
「距離置いてるんですか?」
「置いてない。俺行くから」
面倒くせぇ
「まって!」
来んなよ…
ゆいさんから逃げて回ってたら1人の男にぶつかってしまった
「なにしてんの?」
「あ、直哉」
「よう」
「お知り合いですか?」
…
「そうだけど…」
「君、前に祐介に…」
「そーなんだけどな」
「だって、距離置いてるんでしょ?」
「そうなのか?」
「ちっげーよ!」
あーもー!めんどくせぇ!
「なぁゆいさん帰ってくんねーかな?」
「え?うん…」
「モテると大変だな」
「お前モテてんじゃねーの?」
「いや?彼女出来たら去って行った」
「俺だってかんながいるのに…」
「ごくろうさん」
はぁ…
かんなの親が亡くなってから4日が経った
(落込んでたな…彼氏のくせにこんな時なんもできないなんて情けねぇな)
「学食って美味しくなかったっけ?」
食事が味気ない気がした
「どうしたんですか?」
知らない女が俺に話しかけてきた
「いや?なんでもない」
「祐介くんが学食にいるって珍しいですね」
(俺を知っている?)
「すみません、どちらさまですか?」
制服にFの字…福祉科か
福祉科…
あ
「覚えてないんですか?」
「いや、思い出した。ゆいさん…だろ?」
「はい!」
厄介な奴に絡まれてしまった
もしかしてまだ諦めてないのか?
あんなにハッキリ振ったのに…絡みたくない…
それに今はかんながあんな目にあってるのに笑う気にもなれない
「今日は櫻井さんいないんですね」
「…」
「祐介くん何か知ってますか?」
「いや、知らない」
「距離置いてるんですか?」
「置いてない。俺行くから」
面倒くせぇ
「まって!」
来んなよ…
ゆいさんから逃げて回ってたら1人の男にぶつかってしまった
「なにしてんの?」
「あ、直哉」
「よう」
「お知り合いですか?」
…
「そうだけど…」
「君、前に祐介に…」
「そーなんだけどな」
「だって、距離置いてるんでしょ?」
「そうなのか?」
「ちっげーよ!」
あーもー!めんどくせぇ!
「なぁゆいさん帰ってくんねーかな?」
「え?うん…」
「モテると大変だな」
「お前モテてんじゃねーの?」
「いや?彼女出来たら去って行った」
「俺だってかんながいるのに…」
「ごくろうさん」
はぁ…