神楽先生には敵わない
そんな時誠一郎が、よかったら僕の担当にならない?と言ってきた。
もちろん担当と言われても何をすればいいか、どんな仕事なのかさっぱりわからない。
編集長も誠一郎の言葉にそれは…!と反論した。
よくよく考えると、
大御所ぐらいの漫画家になると担当者の殆どがベテランだったりするのに対して、
私は漫画のこと何か全く知らない新参者。
編集長が簡単にOKを出せるわけ理由がよくわかる。
しかし先生は、大丈夫大丈夫!何とかなるから!!と、
あのマイペースぶりを発揮して私はそのまま先生の担当者になった。
という経緯なのだ。
しかし!!!
「……」
要約仕事場に帰って来た私。
しかし何故か部屋のリビングに置かれたテーブルでケーキを頬張る…。
「アケさんの旦那まーた朝帰りしたの?」
「んもぅ、ホント嫌になっちゃうわよ」
「ま、旦那なんて家にお金さえ入れてくれればそれでいいわよね」
「そうそう!」
あーははははは!