神楽先生には敵わない
Act.9 意地悪な先生
ーーぁあ?
誰にも渡さないだと?
「っ、んっ…!」
四十超えたオッサンが何言ってる。
「はぁ、はぁ…!激し…っ!」
アイツはな昔から俺が目ぇかけて、
ここまで育ててきたんだ。
「和…っ、ダメっ、イッちゃぁ…ぅ!」
横から急に現れたオッサンに…、
掻っ攫われてたまるか!!
グッと奥まで突き上げた瞬間、勢いよく白濁が吐きだされる感触に、
椎名は歯を食いしばりながら身震いをした。
目の前には痙攣しながらベッドの上で横たわる女がいる。
目を閉じはぁ…と大きく息を吐き荒く乱れた呼吸を整えると、そのまま相手から離れた。