光 ~俺たちの居場所~
名前も聞かず

何日も過ぎていく・・・。


ゆみさんと一緒に

朝来ては夜に帰っていく・・・。


何処に住んでいるんだろう・・・


なんでここにいるんだろう・・・


俺は何も聞けず

ただ、見ているだけ・・・。


「カズ!

 ちょっといい?」


俺はゆみさんに呼ばれて

外へ行った・・・。


「あんた、あの子タイプなの?」


「いや、そういうんじゃなくて

 以前チョッと見たことが

 ありまして・・・

 だから、なんでここにきたのかな

 って少し思ったりして・・・。」


「ふ~ん・・・。

 ま、あまり深くは考えんな!

 今は言えないけど

 それが恋に発展するんだったら

 守ってやりな!

 あの子のつらさ

 カズだったら受け止められるから。」
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