光 ~俺たちの居場所~
俺は一加のことが

好きだったことすら忘れて

自分の闇に閉じこもっていたけど

俺はその時以上に

愛おしさを感じた瞬間だった・・・。


俺はその日の夜

一加に言ったんだ・・・。


「俺の隣にずっといてくれないか。」


一加はうなずき

一晩過ごしたんだ・・・。


俺と一加の初めての夜・・・。

それはお互いが

惹かれあった瞬間から

感じていたもの・・・。


何もかも忘れられ

手と手を取り合って

二人だけの世界になれる一時・・・。


俺はずっとずっと

一加を抱きしめていたい・・・。


このままずっと・・・。
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