光 ~俺たちの居場所~
前に進めたと思った俺たちだったが

ゆみさんが誠が

そんな目にあっているとも

知らなかった俺たちは

やりきれない思いで

がく然としていた・・・。


一加は座り込んで泣き出した・・・。


俺も一加を抱きしめながら

悔し涙が出てきたんだ・・・。


二人で一晩中泣き崩れたよな・・・。


翌朝

一加は俺の事が心配で

仕事をやめろと言い出した・・・。


でも俺は平気だと

すぐに捕まりはしないと

仕事に行ったんだ・・・。


初めから、だてめがねをかけて

仕事をしていた俺は

帽子もあるしなんとかなると

思っていたんだ・・・。


一緒に仕事している人も

そんなニュースを

気にも留めることもなく

毎日が無事すぎていく

トコだけを祈っていた・・・。


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