光 ~俺たちの居場所~
俺は

なぜかその携帯を

捨てられずにいた・・・。


それから

何週間か過ぎた頃・・・


「今日から、あんたたちの世話係!

 あたし以外にもう一人増えるから

 よろしくね!

 女の子だから

 手、出したらようしゃしないよ!」


ゆみさんが連れてきた女の子を見て

俺は目を疑った・・。


それは

あのときのあの子だった・・・。


俺がずっと見ていると


「カズ!

 なに見とれてるんだよ!」


「ち、ちげーよ!」


俺は何がどうなっているか

分からなかった・・・。







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