大工さんに恋していいですか?おまけ追加中
「いいの、博さん?」

お母さんも心配そう。


「ええ、大丈夫です」

「よし、ママ、酒」

「え?!」

「こんな昼間っから、何言ってるのパパ!」

驚くお母さん、怒る羽菜。

凄くイイ親子関係に、笑みがこぼれた。


・・・・・・・・・・

・・・・・・・・

・・・・・・。


話しに華が先、夕飯までいただき、気が付けば、かなり酔っていた。

「これじゃあ、帰れそうにない」

羽菜は、そう言って溜息をついている。


「朝早く、帰ればいいじゃない」

そう言ったお母さんは、羽菜の肩に手を置いた。


「そうだね…そうする。

でも、パパも、ママも、認めてくれて嬉しかった、ありがとう」


「何言ってるの、パパもママも、反対なんかしないわよ。

羽菜が決めた人ですもの…優しそうな人だし、きっと幸せになれるわ」

「うん」

・・・その言葉を最後に、オレは夢の中に落ちていった。
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