大工さんに恋していいですか?おまけ追加中
つぅ~っと、こめかみに汗が流れた。
そしてハッとする。訪問時間を確認した。
…まだ7分はある。その事に安堵している自分に少し驚く。
でもなぜそう思ったのか、分かっていた。
…もう少し、大工さんの仕事姿を見ていたかった。
一仕事終えた大工さんが、下へと降りてきて、汗を拭った。
・・・その距離、たった1.5メートルほど。
「これ、飲みます?」
私はカバンに入っていた封の切られていないペットボトルを差し出した。
・・・赤の他人が、こんな事、どうかしてると思われたかな?
だって、大工さんは驚き顔で私を見たから。
…でも、すぐに満面の笑みを見せ、
「ありがとう」
そう言って、ペットボトルを受け取ってくれたのだ。
なんだか嬉しくて、私も笑顔になる。
それと一緒に、一つの感情が芽生えた。
・・・『一目惚れ』
その言葉が最も相応しい。
とても笑顔の似合う、イケメンとは言えないが、爽やかなその笑顔に、
私はどうしようもなく、胸が高鳴った。
そしてハッとする。訪問時間を確認した。
…まだ7分はある。その事に安堵している自分に少し驚く。
でもなぜそう思ったのか、分かっていた。
…もう少し、大工さんの仕事姿を見ていたかった。
一仕事終えた大工さんが、下へと降りてきて、汗を拭った。
・・・その距離、たった1.5メートルほど。
「これ、飲みます?」
私はカバンに入っていた封の切られていないペットボトルを差し出した。
・・・赤の他人が、こんな事、どうかしてると思われたかな?
だって、大工さんは驚き顔で私を見たから。
…でも、すぐに満面の笑みを見せ、
「ありがとう」
そう言って、ペットボトルを受け取ってくれたのだ。
なんだか嬉しくて、私も笑顔になる。
それと一緒に、一つの感情が芽生えた。
・・・『一目惚れ』
その言葉が最も相応しい。
とても笑顔の似合う、イケメンとは言えないが、爽やかなその笑顔に、
私はどうしようもなく、胸が高鳴った。