大工さんに恋していいですか?おまけ追加中
「まだお仕事ですか?」
「ああ、ちょっと、今の現場で、トラブッてさ」
「・・・大丈夫ですか?」
「もう少ししたら終わりそうだけど」
「私の事はいいですから、…無事に終わらせてくださいね」
「ゴメンな」
「仕事なんですから、謝らないでください」
「じゃあ、…多田さん?!」
「…博さん?!」
ツーツーツー・・・。
無情にも、そこで電話は切れてしまった。
なんだか不安になって、何度も電話をかけ直してみたけど、
繋がらなかった・・・。
一体、博さんの身に何が起きているのか?
不安で、不安で、ソファーの上から、動けない。
博さん、…博さん。
博さんの名前だけを、何度もつぶやいていた。
「ああ、ちょっと、今の現場で、トラブッてさ」
「・・・大丈夫ですか?」
「もう少ししたら終わりそうだけど」
「私の事はいいですから、…無事に終わらせてくださいね」
「ゴメンな」
「仕事なんですから、謝らないでください」
「じゃあ、…多田さん?!」
「…博さん?!」
ツーツーツー・・・。
無情にも、そこで電話は切れてしまった。
なんだか不安になって、何度も電話をかけ直してみたけど、
繋がらなかった・・・。
一体、博さんの身に何が起きているのか?
不安で、不安で、ソファーの上から、動けない。
博さん、…博さん。
博さんの名前だけを、何度もつぶやいていた。