大工さんに恋していいですか?おまけ追加中
告白されたことを聞いた羽菜は、唇をキュッと
一瞬真一文字に結んだが、意を決したように、
言葉を発した。
「・・・その人を選ぶんですか?
・・・私なんかより、ずっとずっと長い付き合いだし」
それだけ言って目を伏せた。
…オレは溜息をつく。
「まだ付き合い出したばかりだもんな。
オレが何を考えているのかなんて、まだわからないよな」
「・・・・」
「多田さんの事はよく知ってるよ。同じ職場仲間だし。
確かに男のオレが見ても、綺麗な人だとは思う。…でもそれだけだよ」
オレの言葉に、羽菜がピクッと反応する。
「長い事、恋人なんて作らなかった。
仕事一筋で、作ろうとも思わなかった・・・。
でも、羽菜に出会って、その考えを改めた。
誰でもよかったわけじゃない、羽菜だから、恋人になってほしいと思った。
こんな歳間の親父だけどさ、羽菜は関係ないって、オレと言う人間を
好きになってくれた。…それがどれだけ嬉しかったか」
「博・・・さん」
一瞬真一文字に結んだが、意を決したように、
言葉を発した。
「・・・その人を選ぶんですか?
・・・私なんかより、ずっとずっと長い付き合いだし」
それだけ言って目を伏せた。
…オレは溜息をつく。
「まだ付き合い出したばかりだもんな。
オレが何を考えているのかなんて、まだわからないよな」
「・・・・」
「多田さんの事はよく知ってるよ。同じ職場仲間だし。
確かに男のオレが見ても、綺麗な人だとは思う。…でもそれだけだよ」
オレの言葉に、羽菜がピクッと反応する。
「長い事、恋人なんて作らなかった。
仕事一筋で、作ろうとも思わなかった・・・。
でも、羽菜に出会って、その考えを改めた。
誰でもよかったわけじゃない、羽菜だから、恋人になってほしいと思った。
こんな歳間の親父だけどさ、羽菜は関係ないって、オレと言う人間を
好きになってくれた。…それがどれだけ嬉しかったか」
「博・・・さん」