大工さんに恋していいですか?おまけ追加中
7.博さんの気持ちが分からない
・・・会いたい会いたい会いたい!
もう何度の言葉が思い浮かんでは消えているか?
甘い夜を過ごした次の日から、私は博さんと会えずにいた。
その理由の一つ目は、私がずっと違うエリアに行っているせい。
もう一つの理由は、博さんの仕事が忙しいせい。
毎日朝6時から、夜の10時まで、ずっと現場から離れられないのだ。
今の現場も忙しいのに、工務店の急な新規のお客様の為に、
急ぎでリフォームをしているところだった。大工仕事が終わるのに、
最低でも10日、最長で1か月はかかると言う。
その合間に、今の現場にも足を運ばなければならず、
私に会う暇など、博さんにはないのだ。実際、寝る間も惜しいくらいに。
…電話も、…メールも、一切ない。
私からしようかな?そう思っては見るものの、博さんの事を考えると、
なんだか悪い気がして出来なかった。
「それって浮気なんじゃない?」
「・・・まさか!・・・まさか、そんなわけないじゃない」
浮気。その言葉に敏感になっているのは事実。
でも、職人は、会社員と違って、時間はあってないようなもので。
日曜祝日も、仕事に行っている事を、私は知っている。
父親がそうだったから。
もう何度の言葉が思い浮かんでは消えているか?
甘い夜を過ごした次の日から、私は博さんと会えずにいた。
その理由の一つ目は、私がずっと違うエリアに行っているせい。
もう一つの理由は、博さんの仕事が忙しいせい。
毎日朝6時から、夜の10時まで、ずっと現場から離れられないのだ。
今の現場も忙しいのに、工務店の急な新規のお客様の為に、
急ぎでリフォームをしているところだった。大工仕事が終わるのに、
最低でも10日、最長で1か月はかかると言う。
その合間に、今の現場にも足を運ばなければならず、
私に会う暇など、博さんにはないのだ。実際、寝る間も惜しいくらいに。
…電話も、…メールも、一切ない。
私からしようかな?そう思っては見るものの、博さんの事を考えると、
なんだか悪い気がして出来なかった。
「それって浮気なんじゃない?」
「・・・まさか!・・・まさか、そんなわけないじゃない」
浮気。その言葉に敏感になっているのは事実。
でも、職人は、会社員と違って、時間はあってないようなもので。
日曜祝日も、仕事に行っている事を、私は知っている。
父親がそうだったから。