私の名前は桃山まり。


今は高校受験まっしぐら


「ほんと何もかもがやだー」

これは私の口癖

「そういえば海斗とはどうなったの?」

今話しかけてきたのは親友の一人のゆい。

「やーぁ、ダイエットするためにさ、一緒に走る相手になってもらおうと思ってさ。や、ほら、好きな人と走るんだったら続きそうじゃん?」

「ふ~ん。なるほど。それで?」

「海斗のこと誘ったんだけどさ・・・」


私は今好きな人がいる。その人が海斗

ダイエットをしようと思い、好きな人と走るなら続くと思って誘ったものの、私が部活をやっているのもあり、夜から走ることを伝えると、
『ごめん。その時間帯だったら無理だわ。第一親にまりと走るとか言えないし、ばれたら谷だから。』

と言われあっけなく断られたというわけだった。

「まじ最低な奴。ほんとチキンだし、言い方腹立つ!何なの!!」

「まぁまぁ良いよ別に~しょうがないしょうがない!」

「早くあいつなんかあきらめればいいのに!キープ男子まじきもい!」

ゆいは、性格がバサバサしてる一方言葉がかなりきついという性格を持っている。

そんなゆいが好きだけども、たまに怖い・・・。

なんてことは言ったことないけど。(笑)


「まぁ別にいーやー。一人で走ろうかなやむわー」

「まぁ頑張れー」

「うん」

(本当どうしよう。海斗はまりのこと好きじゃないのに何で私は好きなんだろう)

そもそも事の発端は修学旅行の夜********

「本当最近どーでもよすぎてやばい!」

「ゆいもー」

「あ!いいこと考えた★」

「なに?」

「私海斗のことねらおーっと!」

「は?いきなり何言ってんの?きも!」

「まぁ好きになればたのしくなるかなぁって笑」

「好きになれるのかよ」

「や、ビミョー」

*************************


この日を境目に、私は本当に海斗のことが好きになって行ってしまった。


アピールするも、なかなかOKはしてくれず。


結局今はこんな感じの関係だった。



< 2 / 5 >

この作品をシェア

pagetop