君と私の別れの時


んーあれ…寝ちゃったんだ…
喉乾いたな…
買いに行こ

「夜は怖いな…うぅ寒いし」

ガタンっ
ごくごく

「あーおいし」

私が自動販売機の前で立っていたら

「どいて」

ビクッ

「すいません…あっさっきの」

「……お前屋上で自殺しようとしてたよな」

「えっ、あんた、えっっっっっっ」

「うるさい…怒られんだろ」

「ごめん…でも何であんたがここに?」

「怪我」

「あぁそう、てか私あんたのこと許してないんだからね」

「はぁ?あぁあの事か」

「そうよ…人の来も知れないで」

「俺は事実を言ったまで、迷惑だし悲劇のヒロイン演じててさ」

「違うわよ…演じてなんかない」

「あっそ、まぁ、いいや」

「よくな…人の話を最後まできけー」

行っちゃった…なんなのあいつ
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