あの日、あの時、あの場所で




「今日は早めに学校行こうかな…」



食欲がないので、
制服に着替えてすぐに家を出た。





「あ………」




すると家の前にアキラくんが
いたのだ。




「ア…アキラくん…なんで?」





「いや…今日は話したいことがあってさ。」



私の鼓動が早くなる…




「あ…昨日のこと!?ごめんなさい、私…。」







「違うんだ、俺…水川さん…








いや、苺のことが好きなんだ」



一瞬、頭が真っ白になったが
目の前にいるアキラくんを見て夢でないことが確かになる。





こんなにもドキドキしてる。




私、やっぱりアキラくんのこと…






「私も。








私もアキラくんが好き。」







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