あの日、あの時、あの場所で

壊れた友情




「やばーい。マジお腹減ったしっっ♪」

授業が終わって
お腹はペコペコだ。


「苺ってばそぉいうの子供~。モテないよぉ。」


そう言ったのは友達のモモだ。



モモはいつも大人っぽくて、
チビで地味な私は
ちょっぴり羨ましいな…


「そぉいえばさあ、アキラくんってかっこよくない!?」


ドキッ


「そうだねぇ~」


適当にごまかす私。



アブナイアブナイ。


今日話したのがバレたら
モモに目をつけられちゃうっ。



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