恋の相手は小指サイズの俺様王子!?
なんだ……。


そうだったんだ。


どおりでおかしいと思ったんだ。


こんなイケメン4人が、あたしを好きだなんて。


「ははっ」


と、少し疲れた笑い声をあげると、美影があたしの腕をかけのぼり、肩に乗ってきた。


「俺は違うから」


へっ!?


ささやかれた言葉に、あたしは瞬きを繰り返す。
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