恋の相手は小指サイズの俺様王子!?
☆☆☆
それからの勤務は滞りなく進み、退勤5分前。
まだかなまだかなと、時計をチラチラ気にしつつ、レジを打つ。
「350円のお返しです」
と、言ってレジを開けたとき、美影がタイミングを待っていたようにレジからジャンプしてあたしの肩に乗った。
「きゃっ!?」
思わず小さく悲鳴をあげ、すぐに口をつぐむ。
びっくりしたせいで少し震えている手でお釣りを渡すと、あたしは美影をにらんだ。
「ちょっと、何考えてるのよ」
それからの勤務は滞りなく進み、退勤5分前。
まだかなまだかなと、時計をチラチラ気にしつつ、レジを打つ。
「350円のお返しです」
と、言ってレジを開けたとき、美影がタイミングを待っていたようにレジからジャンプしてあたしの肩に乗った。
「きゃっ!?」
思わず小さく悲鳴をあげ、すぐに口をつぐむ。
びっくりしたせいで少し震えている手でお釣りを渡すと、あたしは美影をにらんだ。
「ちょっと、何考えてるのよ」