恋の相手は小指サイズの俺様王子!?
☆☆☆

肩に美影を連れたまま帰宅すると、珍しくお母さんが先に帰ってきていた。


「ただいまぁ」


玄関をあがり、リビングへ顔を出すとソファでくつろいでいる母親の姿があった。


「おかえり、月奈」


「お母さん、今日は早いんだね?」


「午前中で終わりだったのよ」


「そうなんだ」


「今日は久しぶりに外食でもしましょうか」
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