恋の相手は小指サイズの俺様王子!?
☆☆☆

そして、帰り道。


突然、肩の上で美影が「俺、レジの中に帰る」と、言いだした。


「え?」


立ち止まって、オロオロするあたし。


ここからコンビニまではそんなに遠い距離ではない。


でも、いきなりどうして?


「妖精が機械から離れられる時間は、3日間と決まっているんだ」


「え、なにそれ?」


今まで聞いたことのない情報に、あたしは面食らう。
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