恋の相手は小指サイズの俺様王子!?
妹!?
コンビニに入った瞬間、あたしは立ち止まってしまった。
だって、店内にあのお客さんがいるんだもん。
さっき、お店の外を歩いていたあたしの好きな人が……。
今もまだ恋人と一緒で、手には飲料を持っている。
キュッと胸が締め付けられて、痛みに顔をゆがめる。
「ほら、行けよ」
美影が小さく言った。
「え?」
「『え?』じゃねぇだろ。俺はレジに戻るから、月奈は頑張れ」
だって、店内にあのお客さんがいるんだもん。
さっき、お店の外を歩いていたあたしの好きな人が……。
今もまだ恋人と一緒で、手には飲料を持っている。
キュッと胸が締め付けられて、痛みに顔をゆがめる。
「ほら、行けよ」
美影が小さく言った。
「え?」
「『え?』じゃねぇだろ。俺はレジに戻るから、月奈は頑張れ」