恋の相手は小指サイズの俺様王子!?
「電話番号の交換は? お二人さん?」


ちゃかすように秋ちゃんが秋生さんをひじでつついている。


その言葉に秋生さんは顔を赤らめ、あたしもカっと熱くなった。


「じゃぁ、交換しようか」


「……はい」


あたしたちは赤外線で互いの番号とアドレスを交換したのだった。
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