恋の相手は小指サイズの俺様王子!?
妖精たちの会議
あたしがフワフワした気分のまま眠りについたころ、美影と白堵はレジから抜け出し、夜勤のバイトさんが出入りする隙を狙って事務所へと体を滑り込ませた。
「おい、菜戯、汰緒、起きているか!?」
パソコンの方へ向かって美影が呼びかけると、寝ぼけ眼な汰緒と、慌ててメガネをかける菜戯が姿を見せた。
「なんだよ、こんな夜中に」
汰緒が不機嫌そうに顔をゆがめ、目をこする。
「俺、決めたぞ!」
「決めたって、何をだ? こんな時間に大声をあげるくらい、大切なことか?」
菜戯は、ため息交じりに美影へそう尋ねた。
「おい、菜戯、汰緒、起きているか!?」
パソコンの方へ向かって美影が呼びかけると、寝ぼけ眼な汰緒と、慌ててメガネをかける菜戯が姿を見せた。
「なんだよ、こんな夜中に」
汰緒が不機嫌そうに顔をゆがめ、目をこする。
「俺、決めたぞ!」
「決めたって、何をだ? こんな時間に大声をあげるくらい、大切なことか?」
菜戯は、ため息交じりに美影へそう尋ねた。